当院では患部の病態把握のために超音波骨観察装置(エコー)による画像観察を行っております。

エコーによる画像観察の特徴として以下のようなことが挙げられます。

・超音波は放射線ではありません。だからレントゲンのように被曝する危険性がなく安全です。

・動画によるリアルタイムな観察が可能です。

・レントゲンでは映らない筋肉・腱・靭帯・軟骨などの軟部組織から骨膜(骨の表面)までを観察することができます。

・ＭＲＩ等と比べると画像が鮮明であるため体表から触れる範囲で体内を描出することに優れています。

・カラードプラモードを使用して血流反応が観察できるため、痛みのある部位に炎症が起こっていることや異常血管の増殖の有無も確認できます。

骨折の画像例です。(※クリックするとブログに飛びます)

→第二基節骨頭部骨折

→上腕骨近位端骨折

※超音波観察装置により柔道整復師が画像観察を行うことは厚生労働省も認めております。

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